安全報告書

safe report

輸送の安全を確保するための
報告書(2016年度)

ご利用者の皆様へ

 平素はJR西日本宮島フェリーをご利用いただきありがとうございます。
 当社は企業理念に「私たちは安全運航を最優先します。」を掲げ、お客様に快適な輸送サービスを提供するため「安全」「安心」への取組みを強化してまいりました。
 本報告書は、海上運送法に基づき、輸送の安全確保のための取組みや安全の実態について自ら振り返るとともに広くご理解を得るために公表しています。
 安全意識の向上や安全への取組み強化により輸送機関としての高い安全性を確保するため、安全への現状や取組みをまとめており、ご高覧いただくとともに、今後とも当社フェリーをご利用下さいますようお願い申し上げます。

JR西日本宮島フェリー株式会社

代表取締役社長 今津 時宏

1.安全に対する基本姿勢

 お客様に安全・安心な輸送を提供するために「安全基本方針」に基づき、安全最優先の取り組みを社長以下全社員が一体となって推進します。

2.安全基本方針

  1. 法令、規則等を遵守し、安全最優先の風土を構築するとともに安全管理体制を強化する。
  2. 「気がかり事象」等の情報収集と潜在リスクの取組みを強化する。
  3. 各種訓練、研修及びOJTを通じて技術力の維持向上を図る。
  4. 会社内のコミュニケーションを推進し、迅速な情報伝達と共有化を図る。
  5. 確実な検査・点検等により、事故再発防止の取組みを徹底する。

3.安全重点施策

当社の安全重点施策は次のとおりです。

(1)指差喚呼の完全実施
(明瞭であることも条件)

  1. 指差喚呼「減速」「後進」の実施(機関長の確実なアンサーバック)
  2. 明瞭な声出しの徹底
  3. 毎日朝夕2回の添乗を実施(船員スタッフ)
  4. 実施項目を1つに絞った強化期間の設定

(2)リスクアセスメント対策の深度化

  1. 統合桟橋共用開始前後潜在リスクの掘り起こしと対策の実施
  2. 船員教育を兼ねたリスクアセスメント対策とフィードバックの実施(業務連絡会)

(3) 実務スキルの維持向上の実施

  1. 訓練後の自己評価・訓練要望等のアンケート実施
  2. 個人評価を基に全体的把握としてレーザーチャートの展開周知
  3. TTスクール等部外研修の継続実施
  4. 広島支社事故資料展示室安全研修の継続実施(上期下期2回)

(4) 多面的分析のPDCA徹底

    多面的分析の取組みにしたがってPDCAサイクル徹底

4.安全確保のための諸施策

  1. 法令に定められている船員に対する教育訓練を実施
  2. 運輸安全マネジメントに係る内部監査を実施
  3. 気がかり事象の慫慂とリスクアセスメント対策の深度化
  4. 異常時対応能力を高めるため各種訓練・研修を実施
  5. 監督官庁等への速報体制を確保するため非常呼出訓練を実施
  6. 「指差喚呼」の確実な実施と着桟時における注意放送の実施
  7. 船舶・設備等の点検・整備の実施
  8. 安全統括管理者、運航管理者研修の受講及び運航管理補助者研修の実施

※2015年度の主な実施施策

  1. JR西日本広島支社安全推進会議に出席(12回)
  2. 内部監査員による内部監査の実施(2/16)
  3. 指差・喚呼強化月間による指差・喚呼実施意識の強化(2/4~5/9)
  4. 指導添乗の実施(499回)
  5. 仮設故障箇所設置による実設訓練の実施(3回)
  6. リスクアセスメント評価の実施(5件)と潜在リスクの周知・徹底
  7. 監督官庁等への速報体制を確保するため非常呼出訓練を実施(3回)
  8. 宮島松大汽船(株)と航行安全協議会を開催(11/28)
  9. 運航管理補助者研修の実施(3回)
  10. 機関長技術力アップのためのT.Tスクールにおける部外研修の実施(2名)

5.安全に関する目標

  1. お客様の死傷事故ゼロ
  2. 社員の休業労災ゼロ

6.安全管理体制

安全管理体制安全管理体制

7.事故等の発生状況

  1. お客様の死傷事故は2015年度においても発生していません。
  2. 社員の休業労災は2015年度においても発生していません。
    船員労総災害防止優良事業者(一般型1級)認定を2014年8月18日に更新しています。
  3. 営業船での事故は、発生しておりません。

8.行政関係からの指導

法令違反等に関わる行政指導は発生していません。

9.安全の確保に関わる直接要員

船長  10名
機関長 10名

10.船舶の検査

当社では、安全の維持・向上のため、法令に基づき計画的に船舶の検査を実施しています。

【2016年度計画】

みやじま丸 中間検査(船体・機関の解放工事)
みせん丸 中間検査(船体・機関の解放工事)

11.安全のための投資

2016年度は、ななうら丸代替船の11月就航を計画しています。

12.ご連絡先

安全報告書へのご感想、当社の安全への取組み等にご意見・お気付きの点がありましたら、ご連絡下さい。

JR西日本宮島フェリー株式会社 運航部

広島県廿日市市宮島口一丁目11番5号
TEL 0829-56-2045(FAXも同じ)